この世に病気が存在する限り医薬品がなくなることがないように、ウイルスによりコンピューターを恒常的に恐怖にさらされている昨今にあって、ウイルス対策ソフトも、今後も間断なく進化を続けていくことでしょう。
ウイルスの「進化」に歩調を合わせるかのように、ウイルス対策ソフトの種類の方も、負けじと多様化が進んできました。
ウイルス対策ソフトの種類と言うと、即座に頭に浮かぶのは、有料の市販ソフトか無料のフリーソフトかということでしょう。
それぞれユーザーから高い評価を得ているソフトもあります。
市販ソフトは、量販店などで多少なりとも割安で購入できることもありますが、購入後も更新料がかかるなど半永久的に費用が発生するのが一般的です。
最近では価格が比較的リーズナブルで、しかも結構性能が良いソフトも登場し、価格の大小が必ずしもウイルスの検出力などの性能に比例しているとは言えなくなってきてはいます。
市販ソフトの場合、本格購入の前に無料試用版などと銘打ち、お試しを提供するメーカーもあります。
販売促進が大きな目的なのでしょうが、インストール後に不具合が発生しないか、ユーザーにパソコンとの相性をチェックしてもらうことも重要な目的となっているようです。
フリーソフトも、口コミでユーザーの数を増やしています。
無料とは言え、ウイルス対策ソフトの種類も充実化が進み、性能面で市販品に殆んど引けを取らないソフトも登場し、特にパソコン上級者には好評のようです。
ウイルスの方も、ますます巧妙化が進み、善良なるユーザーに油断を与える隙がありません。ウイルス対策ソフトの種類の拡充も、必須なのでしょうか。